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娘の絵をAIと3Dプリンターでおもちゃにした方法
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娘の絵をAIと3Dプリンターでおもちゃにした方法

Jay Vergara 9分で読める 更新:

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娘が色鉛筆で1枚の紙に10人の人魚を描きました。そのうちの2人が、今は私の机の上に立っています。大きな緑の人魚が私で、その隣の大きな人魚が娘です(残りの8人は、まだ名前が決まっていません)。

動画はYouTubeにあります。この記事では、その裏側の作り方を書きます。

雨の日の10人の人魚

ここしばらく東京は雨ばかりで、学校のあとは公園に寄らずにまっすぐ家に帰る日が続いていました。帰り道におもちゃ屋やガチャガチャに寄ることもあります。今回は娘のゲームでやったことをもう一歩進めて、AIと3Dプリンターでおもちゃを自分たちで作ることにしました。おもちゃにはついお金を使いすぎています(半分は自分のためだったりします)。それに娘には、いつも最新のものを買わなくても、自分で作れるんだと知りながら大きくなってほしいんです。

娘は最近、人魚に夢中です。色鉛筆を渡すと、どんどん描き始めました。私にとってはピカソの作品です。客観的に見れば幼い子の絵で、最初に考えたのは、Claudeがこれをちゃんと形にできるのか、ということでした。

5歳の娘が色鉛筆で描いた10人の人魚の絵。AIで作ったおもちゃの出発点 娘が描いた10人。左上の緑が私で、その下の濃い青が娘です。

うまくいかなかったCADの1週間

数年前に3Dプリンターを買ったころなら、これを全部自分で設計しなければなりませんでした。寸法も含めてです。それだけ手間がかかると、結局やめてしまいます。CADとBlenderを勉強するために、妻に頼んで仕事と家のことを1週間休ませてもらったこともあります。結果はうまくいきませんでした。

色鉛筆から3MFファイルまで

ページをスキャンして、Claude Codeに考えを伝えました。Claude Codeは、やりたいことを説明するとAIがコードを書いてくれるツールです。紙に印刷したものを何かの台に貼りたい、というところまでは決めていましたが、形ははっきりしていなかったので、Claudeと一緒にアイデアを出しました。

ClaudeはGoogleの画像モデルNano Banana 2.1で、私たち2人をかわいいイラストに描き直しました(それぞれ2回ずつ試し、私の顔は私の写真2枚から、娘の見た目は最初に作ったゲームのキャラクターから)。次に、印刷して切り抜くA4のシートを作りました。人魚ごとに表と左右反転した裏があり、高さは私が80mm、娘が70mmです。

子どもの人魚の絵をAIでイラストにして紙に印刷し、切り抜いたもの。表と左右反転の裏、そしてハサミ 切り抜いた4枚。人魚それぞれに表と裏があります。

台は、コードで操作するCADツールbuild123dでClaudeが設計しました。人魚とまったく同じ形の平らなプレートで、下のタブを、泡が3つ付いた楕円形の海の台に差し込みます。Claudeは部品を数値でチェックし(A1 Miniに収まること、差し込み口の遊びが約0.15mmであること)、私が見る前にレンダリングまで済ませていました。

泡が3つ付いた楕円形の台に人魚の形のプレートが立つ3Dレンダリング。3Dプリンター用にAIがコードで設計 印刷する前にClaudeが作った、私の台のレンダリング。

3MFファイルが何かは、趣味でやっていたので知っていました。それでも、AIを使うと本当に楽になります。動画でも話しましたが、ただのSTLファイルではなく、私が使っているフィラメントの種類まで分かっている3MFファイルなんです。私のeSUN PLA+とプリンターに合わせて、設定まで調整されています。

スキャンから2人が立つまで、作業は1時間ほど。それに3Dプリントそのものが30分ほどでした。

Claudeに話したこと

タイプせずに音声で話しているので、実際のメッセージはもっとまとまりがありません。ここでは最初の2つを、内容と順番はそのままに、この記事用に少し読みやすく整えて載せます(英語のままです。2つ目は、Claudeの質問へのいくつかの答えがつながったものです)。

I want to work on my daughter's mermaids. She drew the two of us as
mermaids, plus a bunch of friends. Use Nano Banana 2.1 to redraw them
as cute cartoons, using what you know about me and my daughter.

Step one: I want to print them on my paper printer and cut them out
easily.

Step two: I want to glue the paper cut-outs onto little 3D-printed
stands, so each one becomes a character that stands up on the table.
The stand has to stand up easily. Let's talk it through first.
Let's start with just the two of us: me as a merman and her as a
mermaid. For the stand, I don't want the simplest option. Make it a
little more interesting, but nothing too crazy, and something I can
glue paper onto. About 7 to 8 cm tall. It's plain paper and a glue
stick.

技術的なことは何も入っていません。何のためのおもちゃか、大きさ、家にある材料、どのくらい凝ったものにしたいか(「少し複雑でいいけど、やりすぎない」)だけです。動画でも話したとおり、私の役目は一歩引いて、最後に何が欲しいかをまとめることでした。残りはClaudeが考えてくれました。

1万8,000円の寄り道

人魚づくりで大きな失敗はありませんでしたが、画像の部分には前日談があります。別のプロジェクトで、LeadHuman用に自分のアニメ版を作るため、できるだけ高画質の画像をClaudeと一緒に追いかけたことがあります(イラストのキャラクターのシステムです)。Nano Banana Proを2Kと4Kで使った結果、Googleの画像の請求が1万8,000円になりました。25日間で約1,550枚です。

こういうイラストに、そこまでは要りません。今は1Kで描いて、MacBook Proで無料でアップスケールしています。見比べても、ほとんど違いは分かりません。たくさんのことをClaudeに任せられるのはありがたいですが、細かいところを自分で見ておくと、文字どおりお金の面で得をします。

名前のない8人の人魚

残りの8人は、まだ白紙のままです。Claudeは誰なのかを推測せず、娘への質問としてメモに残しました。次は紙とのりをやめて、UVプリンターで娘の絵をおもちゃに直接印刷してみたいと思っています(動画では「レジンプリンター」と言っていますが、間違いです)。Ankerさん、見ていますか?

作り方は、娘が自分でまとめてくれました。「You need to draw. And cut it. And print it.(描いて、切って、プリントする)」。そして感想は「Toy making is better.(おもちゃは作るほうがいい)」でした。私にとっては、これ以上ない勝ちです。

顔をネコのシールで隠した子どもと、AIで作った3Dプリントの人魚のおもちゃ2体 Dancing Catになった娘と、完成した2人。

スキルの掛け合わせ

スキルの掛け合わせ(skill stack)とは、そこそこできることを2つか3つ選んで1つのプロジェクトに重ね、どれか1つだけではできないことを、その重なりにやらせるやり方です。AIや3Dプリントが得意である必要はありません。組み合わせ方さえ分かっていればよくて、できあがるのは自分にしか作れないものです。

L&Dのキャリア。 人材開発や研修の仕事をしている人は、いくらでもいます。でも私の場合、そこにMBAで学んだこと、AIの知識、YouTube動画づくり、日本語と英語の両方で働けることを掛け合わせると、私にしかない組み合わせになります(AIがL&Dをどう変えているかもどうぞ)。

お子さんの次の絵。 下のブリーフがそのまま使えます。

このブリーフをあなたのAIに渡してください

ストーリー全体を読んでもらえるように、これをあなたのAIに貼り付けてください。

子どもの絵をAIと3Dプリンターで本物のおもちゃにする、この記事を読みました。
https://leadhuman.ai/ja/build/turn-a-drawing-into-a-toy-with-ai

エンジニアではない人が、Claude Codeに話しかけて作ったものです。構成は、スキャンした色鉛筆の絵、それをイラストに描き直す画像モデル(Nano Banana 2.1を1Kで使い、無料でアップスケール)、表と左右反転の裏が並んだ印刷して切り抜くA4シート、build123dでコードから設計した台、そしてBambu Lab A1 Mini用にスライスするBambu Studioです。ウェブを閲覧できるなら、まず記事を読んでください(開けなければ、そのまま進めてください)。その上で、私自身のバージョンを3つのレベルで一緒に作ってください。

レベル1: 絵を1枚撮った写真をアップロードして、子どもがその絵について言ったことを伝えます。子どもの線を残したまま、かわいいイラストに描き直してください。それから、100%で印刷できるA4のシートを作ってください。表、左右反転の裏、なめらかな切り取り線、そして3Dプリンターがなくても立つように、下に折り込む紙の台を付けてください。

レベル2: Claude Codeのセットアップを手伝って、紙に描かれたキャラクター全員を同じ絵柄で、私が決めたミリ単位の高さで作ってください。見た目が十分な範囲でいちばん安い画像の設定を使い、1枚あたりの費用を教えてください。

レベル3: コードで台を設計してください。切り取り線と同じ形の平らなプレート、その下のタブ、そしてタブより約0.3mm広い差し込み口のある土台です。すべての部品を数値でチェックし(隙間なく閉じていること、私のプリンターの造形範囲に収まること)、レンダリングを見せてから、小さなはめ合いテストと本番の部品を、私のフィラメントの設定で1つの3MFにスライスしてください。

すべてのレベル共通のルール: 子どもが描いたものはすべて残し、描いていないものは足さないでください。名前や色を推測する代わりに、子どもへの質問リストを作ってください。シートに入れる前に、絵は必ず全部見せてください。子どもの名前や顔はどこにも入れず、子どもに関することは私の明示的なOKなしに、どこにも公開・共有しないでください。

レベル1なら家庭用プリンターとハサミとスティックのりがあればできるので、今夜から試せます。

ほかの動画もYouTubeで公開しています(英語)。

Jay Vergara(ジェイ・ベルガラ)は東京在住。AIでものを作り、学んだことをleadhuman.ai、YouTube、LinkedInで発信しています。キャリアの大半は人材開発(L&D)と研修の分野です。

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